伝えたいこと ~見えない障害って何?~
“見えない障害”をご存じですか?障がいというと、車椅子の方などを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。実は「難病」や「内部障害」「発達障害」など、外見からはわからない障害があります。見た目ではわからないため、誤解されたり理解されずに苦しんでいる人たちがいます。
見えない障害について、みなさまに知っていただき、理解と少しの気遣い優しさでみんなが楽しく暮らせる社会になるといいなとナンフェスは考えます。
▮ 難病とは?
原因不明で、治療法が確立しておらず、かつ慢性的な経過をたどる疾患のことを、通称“難病”と呼んでいます。“難病”は5000疾患以上あるといわれており、日本では、現在、臨床調査研究分野130疾患、研究奨励分野234疾患が難病対策の疾患として指定されています。
詳細は、難病情報センターをご覧ください。
▮ 内部障害とは?
「身体障害者福祉法」で定めた障害のうち、以下のものを指します。①心臓機能障害 ②腎臓機能障害 ③呼吸器機能障害 ④膀胱・直腸機能障害 ⑤小腸機能障害 ⑥ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害 ⑦肝臓機能障害
詳細は、身体障害者障害程度等級表をご覧ください。
▮ 発達障害とは?
自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものと「発達障害者支援法」で定義されています。
詳細は、政府広報オンライン 発達障害って、なんだろう?をご覧ください。
▮ 高次脳機能障害とは?
高次脳機能障害は、脳血管障害(脳卒中)や脳外傷などによる脳の一部の損傷が原因で、 「記憶障害」「注意障害」「遂行機能障害」「社会的行動障害」といった様々な症状を呈します。
詳細は、高次脳機能障害情報・支援センターをご覧ください。